詞
「優しさに包まれたまま」
遥かな大地と入道雲の崎
自由な航路描く群れを成す海鳥
引いては寄せ返す波打ち際に小舟
浮かべては沈ませている構図無き月日は
どれだけの抗い踏絵を踏むかのように
歩み重ねて来たのさ獣道の足跡
さよなら愛しき人よ
汚れた手を合わせ僕はその傷みを知らず
罪深き涙の海で
溺れている様を君はどんな顔で見ているのさ
行く手阻む霧向こう岸へは遠く
今はこの目に何も映せないけど
恐れ意に介せず旅立てたのなら
啓示よどうか光の差す元へ
きっと向かうはずさ
さよなら愛しき人よ
汚れた手を合わせ僕はその真意悟れず
今頃身につまされるよ
どんな悲痛に揺るがない
その優しさに包まれたまま
Written by
"HIDEYUKI TOSHIMA"
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